排泄について V

導尿について以前にもご紹介しましたが、RYUの症状や、生活のスタイルが変わるにつれて、導尿方法もいろいろと変わりました。
また、導尿用のカテーテルもいろいろなメーカーのものがあります。

人によって使いやすいもの、やり方などはいろいろですので、試した方法はこちらに随時アップしていきたいと思います。

まず一番初めに使っていたカテーテルは、一ヶ月使えるタイプのカテーテル。

写真のように細長い管に消毒液と一緒に入れられていて、液は一週間ごとくらいで交換します。

手と陰部を消毒コットンで消毒し、管を尿道に差し込んで排泄します。
そして、次に使い捨てのカテーテルを使いました。これは一回使いきりタイプで、一本ずつパッケージされています。

使うときは、裏側の紙の部分を半分ほどはがしてカテーテルが差し込まれている溝に、キシロカインゼリーという表面麻酔剤を絞りいれて滑りをよくします。

あとは初めに使っていたカテーテルと同じように陰部と手を消毒し、導尿を行います。
そして、次に使ったのはポケットカテーテルというもの。

写真のようにコンパクトで、仕事に行くRYUにとって持ち運びに便利です。

使い方は左側の写真に見える銀色のパックを外側のパックの上から押しつぶすと、中から消毒液が出てきてカテーテルが消毒液で濡らされます。

それからパックを空けてカテーテルを取り出し、あとは同じように導尿をします。
   

2010年現在で、今までに使ったカテーテルはこの3種類。他にも煮沸消毒をして使うものや、カテーテルを入れっぱなし(留置)のものなどもあります。
入院した病院や、退院後に通う泌尿器科で取り扱っているものを薦められることが多いかと思いますが、使いにくいものだった場合は医師に相談したほうが良いと思います。
なかなか言いにくいことですが、道具を使って排泄するだけでもかなりのストレスになると思います。使いやすいものを探して選んだほうが良いですよね。

使い捨てのカテーテルなどは、値段が高額になるものもあるようなので、それも忘れずに確認されることをお勧めします。

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